今、夜行バスに乗って

どうやら、大事なことを忘れていたようだ。

途轍もない不安を感じながら上京する。

深夜バスの車内から車窓をみる。

ただ、ただ暗い高速道路を、バスはひたすら真っすぐ始まります。

そして、不安が早くに終わる事を求める事から、目的地に早くつくことを求める。

特に理由はない。しかし、イヤホンから聴こえてくる音楽が応援してくる。

ただ、ただ、この残り少ない時間が大切な事に気づく。

先は見えない。未来も分からない。

ただ、バスの振動と不安と心地よさが、この夜に響き続ける。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です