僕と太宰治の違いについて

太宰治は、『神様みたいないい子でした』

僕は、『”今も”恥多き人生を生きている』

最後には、”神様みたいないい子”としてケジメをつけた彼と”恥多き人生を生きている”私とでは、結局違いが多すぎる。

僕は彼に生きていて欲しかった。

しかし、今の世の中で、私の様な、生き恥をさらす人間は私だけであって欲しい。

ただ、本当のことを言えば私の様な”生き恥類”がいることを願っている。

生きることを恥だと思わなくなるほどケジメから離れて、生き恥だと罵られて、それでも生きていてほしい、私と。

生きる人生とは、いいものだと思っていてほしい。

最近、心の底から恥というものを理解している人に会った。

僕は、恥をしっていることへの嫉妬からその人を罵った。

それが唯一無二の僕の恥だった。

恥こそ私だと想い続け、これからも私の恥多き人生は続くだろう。

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