苦しい・・・とても苦しい夜に・・・欠けて微かな月が輝く。恥らんでいるかの様に。。。
この、、今日の静寂がどれだけの価値を誇るのか、全く分からない程に私に寄り添う。。。時間を忘れるぐらい長く宥めて・・・。
私に、、、ただ、、、ただ、、寄り添うその明日にはいなくなるであろう女性に愛されて・・・いる、、、のかもしれなかった。
静寂とともに苦しさは希釈されて行き、薄明かりに消えていく・・・。
別れの門限は差し迫っている。
明日来るであろうその眩い光に、その失恋の情けなさという影は消えていく。変性すること。
僕の心は昇華されてゆく。
心を揺さぶる音楽と共に心からの深い感謝と充足感を味わい達成する。
これのどこが非をつけられるのか。
彼女は確かに美しかったのだ。