石川達三の小説、「蒼氓」。
神戸からブラジルに移民に行く話である。
決して内容は決して安楽な最期でない。
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」。舞台は神戸である。
しかし、そんな、暗い時代も今や見る影は無い。
人間の本質だろうか。
元々美しい街並みだった神戸は、先の震災から著しく復興を達成し三宮は夜でもステンドグラスに光が差すような街である。
なにくそ、の精神は奇跡を起こす。
ただ、それができたは人が何処かで必ず信頼し合っていたからである。
人が増えすぎて、多忙になり、それを全く忘れている様にしか見えない。
そんな事を考える暗い性格だがしかし、昼に食べた一平のデミカツは美味しかった。