if

プログラミングでifと言ったらif関数である。

“もし”◯◯だったら、◯◯が出力される。

何通りもつくれる選択肢から、何通りも作れる結果が出力される。

コンピューターには選択肢も結果も無限にある。

本来は現実世界に”選択肢が溢れているべき”なのに。

世の中がコンピューターのような数個の選択肢に絞られていらっしゃる。

でも、if関数ではなく、ifがあるべきなのだ。

結果は作れるものであっても行けないし、

情報量が無限に近づくことで、情報空間世界と物資世界に無限の可能性が溢れて、そこから一本の”眩い眩しい世界”が徐々に見えてくるのである。

“希望”の正体は、この人類という不完全に知性を持つまでの可能性世界であった。

“眩い眩しい世界”というのは何なのか。それは、唯一つ”感性”である。

知性までの過程が希望の正体であるならば、希望の世界は終わらない。終わりはない。

そこに感性が交わるとき、その世界に訪れるのです。

僕の好きな詩のコーナー

1.

もし何も忘れられない世界で

出会い会ってしまったら

憎み合うのはやめるだろうか

もし何も覚えられない世界で

すれ違ってしまったら

振り向き合うようになるだろうかなんて

2.

どこにも見えない敵を

今そこにあてがい人々は考えることをやめていた。

薄れてく希望は徐々に蝕み弾倉の中に願いを込め始めた人々はまた泣き出してしまう

もし何も忘れられない世界で

出会い会ってしまったら

憎み合うのはやめるだろうか

もし何も覚えられない世界で

すれ違ってしまったら振り向き合うようになるだろうかなんて

3.

足並みを揃え始めた疑いは罵倒となり人を食べた。

薄れてく心は徐々に蝕み透明な刃に嫉みを込め始めた

人々はまだ泣き止まずにいるもし何も忘れられない世界で

出会い会ってしまったら憎み合うのはやめるだろうか

もし何も覚えられない世界ですれ違ってしまったら

振り向き合うようになるだろうか

3.

纏う悲しみが今また人を傷つけてしまう

もう僕が先に銃を捨てようもし

何も忘れられない世界で出会い会ってしまったら

憎み合うのはやめるだろうか

もし何も覚えられない世界で

すれ違ってしまったら振り向き合うようになるだろうか

4.

もし誰も
見つめ合えない世界で
出会い会ってしまったら
手を握って話すだろうか
もし僕ら
明日が最後としたら
憎み合うのはやめるだろうか
思い合うようになるだろうか
mabataki / vaundy

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です